決め手は「ものづくり」に興味があったから
日本電熱のことは最初知らなかったんです。大学時代に就職活動をする中で地元にこんな会社あったんだと初めて気づきました。学校は県外の大学で経営学部に通っていました。求職の時期になって「地元に帰ってきたら」と親から言われたときに、じゃあ地元の企業を探してみようと思ったのがきっかけです。
実家から通える距離でいい会社はないかなと探し始めたのですが、両親から「日本電熱も検討していいんじゃないか」と薦められてこの会社を知りました。たしか信毎ガイダンスで日本電熱のブースに行ってみて、その流れで会社説明会や工場見学も参加して、いい会社だなと思いました。何というか、皆さんあたたかそうな人たちなんですよね。他の会社も選択肢にありましたが、決め手は「ものづくりに興味があった」ということですね。あと、家から通いやすい。笑

学生時代に学んだこと
学生時代は経営学部でしたのでマーケティングや統計学、あとは会計や経済についても学びました。広範囲での学習ですが、ビジネスで骨格となってくることは一通り触れてきたので今でも助かっています。経営的な数字の見方がある程度は分かりますし、営業をするにしてもマーケティングの考え方が必要になったりするので。ゼミでは野球組織の経営をテーマに選んで勉強していました。スポーツ観戦がもともと好きというのもあるのですが(ヤクルトファンです)、このときに学べた企業の在り方といったことは今の仕事にも役に立っています。

入社して営業部へ
ものづくりに興味があったので、入社後の研修期間に製造現場で研修できたのはやっぱり楽しかったですね。手先は全然器用じゃないんですけど、やっぱり面白いなと思いました。それで製造部門に希望を出したのですが配属されたのは営業部でした。自分はそんなに明るいタイプでもないし大丈夫かな...と少し不安だったのですが、研修を受けているうちにそういう感じじゃないなと思うようになりました。営業職についても昔ながらの体育会的なイメージしかなかったのですが、日本電熱はそもそもそういう雰囲気の会社じゃないことも分かってきました。
特に営業部で色々な先輩と出会えたことで、皆さんその人なりのスタイルがあるということが分かったのは大きかったです。自分も自分なりのスタイルでやれるようになったら、ちゃんとお客様にも信用してもらえるようになるかなとは思えるようになりました。グループ長が直属の上司になるのですが、一見陽キャな方に見えるのですけど、仕事に対しては本当に正義感もあって真面目でしっかりされていて、お手本みたいな方です。

産機営業部の仕事
今の部署は産業機器全般を扱っています。特に最近はSDGs対応が企業様にとっての重要課題ですので、化石電力から電化への移行のお問い合わせが増えてきました。電気ヒーターや電気のボイラーなどのお問い合わせです。そういった具体的なご相談に応える仕事もありますし、商社様への製品紹介なども積極的に行っています。中部エリアを担当していることもあり愛知県には毎週通っています。
営業職ですので自社製品について仕様も含めて把握することが大事です。その上で、お客様先の技術職や開発関係の方々の専門分野も学ばなければご提案もできないので、まだまだですけれど、最近やっと少しやれるようになってきたかなと思っています。

日本電熱という会社
入社前に「あたたかそうな会社だな」と思ったのは今でも覚えているのですが、本当にそのままでした。優しい人が多いので困ったことがあったら教えてくださいと言えますし、上司からフォローしていただくことも日々あるので、最初の印象から変わらずいい会社だなと思っています。
困ったら相談できるという雰囲気が部署を問わず全体にあるのはこの会社の特徴だと思います。アドバイスをくださるだけではなく一緒になって考えてくれるし、必要だったら一緒にお客様先に足を運んでくれたり。自分はまずは一人前になるっていうところが先ですけれど、後輩ができたときには先輩たちのようにしっかり指導できるような存在にはなりたいと思います。

学生の方へメッセージ
「熱」を扱うのが日本電熱の製品や技術です。業界的には多岐に渡りますが、熱をテーマにした社会課題の解決に貢献するのは今後も変わらないと思います。直近でいえば当社が積み重ねた技術や製品でカーボンニュートラルに貢献するということもそうです。「熱の分野で社会課題に取り組んでみたい」という意欲やチャレンジ精神をお持ちの方はぜひ日本電熱への入社を検討していただきたいです。やりたいことをやらせてくれる会社だと思います。
